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半導体の基礎 半導体の原理

半導体の基礎

半導体とは?

半導体とは、条件によって電流が流れる物質です

条件を変えることによって電子を移動させることが出きます
すなわち、条件によって導体にも絶縁体にもなります

自由電子が生じる原理

原子の最外殻にある電子を価電子といいます

通常シリコン等の分子は共有結合により価電子が固定され
移動ができない状態です

そこに、価電子の数が違う原子を微量に注入(ドープ)
する事で、電子の移動が可能になります

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エネルギーバンド理論

  • 電子核とは?
  • エネルギー順位とは?
  • エネルギーバンドとは?

電子核とは?

電子は原子核の周りを一定の軌道で回っています
太陽と惑星の関係によくにています
軌道を電子核といい、K核、L核、M核、N核があります

エネルギー準位とは?

エネルギー準位とは、電子が存在する段のようなものです
電子は特定の段の位置にしか存在できず、上図のK核~N核が
段の位置にあたります
これらの段をエネルギー準位といいます

エネルギー順位の計算

運動エネルギー解説動画

遠心力=クーロン力より

すなわち、半径rはn²に比例した位置にしか存在しません

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電子核には、2n²個の電子が入り
基本Kから順に埋まっていきます

エネルギーバンドとは?

多数のエネルギー順位が重なり帯状になっている状態です
エネルギーバンドに電子の存在が許容されます

エネルギーバンドは許容帯とも言い
エネルギーの高い許容帯を価電子帯といいます

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