磁界の強さと磁束密度の関係
磁力線は物体の透磁率の影響を受けて減少します。
磁束は透磁率の影響を受けなかった場合の
磁力線の数をいい、φ(ファイ)の記号で表します。
単位は[Wb](ウェーバ)です。
磁束は、透磁率の影響を受けず、磁荷の強さによって本数が変わる
※ 磁力線は、磁石(透磁率≒0.0001)の中ではほぼ0になる
磁気の基礎 コイルを鎖交する磁束の変化と電磁誘導による誘導起電力について分りやすく解説 – 電気を極める
磁束密度とは?
磁束密度は、1㎡を通過する磁束の数です。
磁力密度は、磁界の強さに透磁率をかけた値になります。
φ = μ×磁力線
H = 磁力線/S[㎡]
B = φ/S[㎡] = μ×(磁力線/S[㎡]) = μH
磁気回路のオームの法則
磁気回路はオームの法則と類似した関係で表し、
V=NI、I=φ、R=Rmと置き換えて考えます。
ここで Rmは磁気抵抗といい磁束の通しにくさを表します。
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